先輩社員の声

私の仕事は、主に複合店舗の新築現場での現場管理です。図面通りに施工できるように、工事に必要な基準線を書き出す「墨出し」という作業をしたり、現場の記録写真を撮影して管理したりしています。現場には一人で立つことだってあります。基礎や壁の内部など、工事が進むと見えなくなる部分も丁寧に記録に残していきます。

小さいころインテリアコーディネーターになりたいと思っていた私。この世界をはじめて知ったのは、中学校の職場体験です。地元の建設会社に行き、いろいろな現場を見学して建築の楽しさに触れました。その体験から工業高校への入学、そして第一建設工業への入社につながっています。

はじめて配属されたのは、JR新潟支社ビルの現場でした。先輩たちの現場の段取りや外部の方への指示が的確で、いつか自分も先輩たちのようになりたいと憧れを持ちました。
駅近くのビルなので完成した建物を見る機会も多く、この現場に関われたうれしさがこみ上げます。

高校卒業後すぐにこの世界に入ったので、最初は大卒の人たちと仲良くできるか不安でした。でも、年齢に関係なく仲良くできる同期に出会えて本当にうれしかったですね。
4歳年上の同期は大人に感じることもありますが、私の大切な仲間であり目標でもあります。

建設業界に入る前は、正直、ちょっと怖いイメージもありました。現場には女性が少ない、という印象も不安の一因だったのだと思います。でも、実際に足を踏み入れてみると現場のどの方たちも優しく、みなさんフレンドリーに声をかけてくれて、建設業界のイメージが変わりましたね。

第一建設工業では定期的に、社外専門カウンセラーとの女性社員ミーティングを実施しています。他の部の女性社員と話す良い機会であり、私たちの思いが会社を変えることだってあります。たとえば、制服の枚数をふやしたり、使いやすいトイレに変えたりするなど。私たちの意見を会社が反映してくれるので、安心して働くことができます。